投資判断基準

経営者の経営手腕・資質

ベンチャー企業においては経営者の資質及び能力は企業の成功に大きな影響を及ぼします。従いまして、直接面談を繰り返す等して、特に経営者の実行力、人物の信頼性、リーダーシップ、計数管理能力、収益感覚を中心に判断します。

マーケットの成長性、規模、新規性

ベンチャー企業の成長には、その企業が属する産業や市場そのものの特性が大きなウェイトを占めるため、当該市場の成長性を評価するとともに、当該企業の商品・製品・サービスの内容につき、マーケットシェア、新規性等の調査、評価をします。

競合他社との差別化

人的資源も資金力も限られているベンチャー企業は、マーケティングや販売方法について限界があるため、商品力、サービス、取引先等とのパワーバランス等に基づき競合他社といかに差別化を行い得るかが企業評価を行う上で重要となります。
また、ベンチャー企業の有する技術優位性の判断にあたっては、保有技術の独創性、事業可能性、応用範囲、特許(及び特許取得可能性)の有無等を綿密に検証します。

ビジネスモデル・事業計画の実現可能性

企業が競争優位を確立するためには、優れた技術力や商品力に加え強固なビジネスモデルの構築が必要不可欠です。企業の様々な特性を踏まえ、投資候補先の有するビジネスモデルの評価及び将来に渡り強固なビジネスモデルの維持が可能かどうかを元に事業計画の実現可能性を評価します。

社内管理体制

的確な経営判断を行うにあたり、予算・実績管理は重要な情報を提供するものであり、その整備はベンチャー企業にとっても重要課題です。
人事管理や社内規則等も含めた全体的な管理体制についても検証します。

SBIグループ企業価値基準との比較

SBIグループでは、企業価値を顧客価値(その企業が提供する財・サービスの本源的価値)、株主価値(狭義の企業価値=株式時価総額+負債の時価総額)、人材価値(役職員に対する価値)の総和であると定義しており、これら三つの価値と上述した項目を総合的に勘案した上で、比較検討を加えて行きます。

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